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人生はダム フリーダム

担降り宣言(仮)

一晩置いてちょっと治まったけど、完全には消えてしまわない感情だったので。
























こんなことを書くはずではなかった。ずっとずっと好きでいたかった。

のだけど、

きっかけはこの投稿を見てしまったことでした。
http://twitter.com/jingisu_jin/status/1194272092520214529


からの、

http://twitter.com/jingisu_jin/status/1194278022792110081


ここまで言ってしまったら、なんのことを言っているのかはもう明らかで。
少なくともマスコミ向けFAXでは相手の明言されてないなか、
「ムカつくこと」「相手焼く」という表現が使われたことが初見では本当に信じられなくて。「あれ?幻見てる??」とさえ思った。
だけど何度見てもそれは現実で。
その瞬間熱も血の気も引いていって、熱意も消えてしまった。

私は、初めて会ったときからこの世界はブラックなテイストは交えつつも、優しい世界なんだと思っていた。
あちらこちらの界隈で「優しい世界ってなんだ?」みたいな話が出ている中でも、変わらず優しい世界なんだと信じていた。優しくないわけがないと思っていた。

私にとっては
前職で追い込まれに追い込まれて死にそうな気持ちになってたときに(ほかの推しでも救えなかった状況から)救ってくれたことも
好きになれた場所を増やしてくれたことも
たくさん楽しい思い出をつくっていけたことも間違いのないことなのだけど。
でも、この言葉をこのシチュエーションにあてはめる世界に、今の私はふれていられない。


このことを自分の中で消化しきれず文章にしてしまった私にもいつのときか相応の何かがやってくるのかな……。なんて思うけど。


さようなら。これまでありがとうございました。
いつか、また会う日があれば。戻ってくることがもしもあるのなら。そのときは。

劇場版との2ヶ月間

劇場版公開から2ヶ月。そしておそらく大多数の劇場が10月末を区切りにしているであろうことがわかった今。
この間の私のいろいろを思い出しつつなぜitsの話題を出さないのか検証してみる。……という名の思い出振り返り。






💚初日823。
Mステ見たい気持ちと劇場版の初日の上映駆け込みたい気持ち(ちなみに仕事は休みそびれたため舞台挨拶中継回は諦め)で心が揺らいでいて、ネカフェでMステ見てからレイトショーに行くという強硬手段を取る。そういや私そういうタイプのヲタクだったわ……。
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ほんとありがたい。けいくんありがとう。スキマさんほんとに幸せそう




💚第1回応援上映まで
週1DEADぐらいのペースのヲタクだったと思う。
関ジャニ∞のツアー(オーラスで動員1000万人達成)が終わるまでは気持ちはそっち重め。オーラスもチケないのに東京に乗り込むぐらいには気持ち入ってた(そのおかげでスキマの花屋カフェRevivalに行けたのだけど)。ちなみに∞のオーラスは入れず、その後件の発表があるわけで……。




💚第1回応援上映
傷心のヲタク、なんとかRevivalの収録されたアルバムのツアーTを着てミッドランドまでは駆けつける。
その日の道中、髪にハイチュウがつくという劇場版のきんぴらさながらなのか推し(∞)を引きずってるのかみたいな事態を引き起こす。頑張って取りました。
ペンラなどない!ただリアクション(ツッコミ)の大きいヲタクと化していたけど、ペンラはなくともめちゃめちゃ楽しかった。劇場版とともに応援上映のファンになった。




💚第2回応援上映まで
第1回の各所の盛り上がりをTwitter上で見て「コス、いーなー」と指をくわえる(ちんちくりん体型のためコスが合わない)。
そうだ、大阪、行こう。と第1回の翌週は展に。くぅんたちの着ぐるみがかわいい💙(*´Д`)💚
小道具やら衣装やらもフェチなので満喫。

後日、第2回(9月の終わりの応援上映)を前にふと思いつく。
「私、てんくぅんになればいいんじゃない!?」

ちょっと何言ってるかわかんないっす な私とぷりーずはりーあっぷっ! な私がせめぎ合い、気づけばてんくぅんコスの材料にするためのパーカーを買っていた。ヲタクこわい。ここからミシン使えない不器用さんによる謎の夜なべがはじまる。




💚第2回応援上映(9/21)
なんとかてんくぅんパーカーの作成が間に合う。ビバ!サタデーナイトフィーバー!!ほんと夜でよかった。

今回もやはりてんくぅんはおらず(そりゃそうだよ)。
自分でノリノリでつくったわりには「やっぱりやめる……?」となるチキン。しかし勇気を出して着る(ちなみに中の人はけんとくんと同い年だお←)
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結果、着てよかった。てんくぅんめちゃめちゃモテてた。ここでのちのフォロワーさん(になっていただいた方)に捕獲していただき、写真を撮っていただく(上の画像がそれ)。



💚第3回応援上映まで
家庭にて大事件勃発。家族は作り直せたとしても時間を置かなければいけないこともあるんです……と開き直る(ゆえに今も膠着状態)。開き治れるまでにも時間かかったけど。

加えて"9月の終わり"のためこのあたりから怒涛(当社比)のDEADを繰り返す。金木犀の香水も購入する。
そんななか「第3回はてんくぅんじゃないコスしたい」という謎の衝動。
……気づいたら水色のパーカーを買っておりました。そして夜なべ。

0927。比較的穏やかでいようとは思ったけどしばらくマジデリとしか言えなかった。(のちにYukiさんが"別の次元"と言ってくださったのである程度救われた単純なヲタク)

第3回は大阪での展からの応援上映のため朝までかかってはならないと気合が入る。結果、間に合わせた。必死か。
展でてんくぅんパーカーでWくぅんと写真を撮る。
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💚第3回応援上映
9月の終わりの応援上映がまさかのあいるびーばっくしてくれて感慨深い。元々深かったRevivalへの愛しさが増す。
もちろん本編楽しかった!からの終演後の写真誘っていただいたり
あの状況でごはんをご一緒させていただいたのがとても嬉しくて。

牧くん推しだと言ったら総出で「大丈夫!?」と心配され、意外と大丈夫だったのでなんか申し訳ない気持ちに(だって終わりだと思ってなかったし今も思ってないもん)。
そして圭モバ。とにかく大人が泣く。とにかく泣く。それを見てこわくて読めない私がいた←




💚やってくる10月
マジで現実を受け入れられないため、しばらく「まだ9月。まだ9月だから!金木犀香ってないし!!」などとのたまう。ガキじゃないんですから。

いい感じにDEADする……という名の、この時期にしてはなかなかにDEADしてたほうだと思う。融通利くってありがたい。ほどほどの都会ばんざい。レイトショーばんざい。
そして「大垣が公開初日を迎えるよ!」との情報を見たため、仕事終わりで大垣まで向かう。
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大きい垂れ幕ありがたやだし音がよくてBESTIAかと思った(BESTIA未経験者)。

家ではseason1とけんとくん出演作品を見る日々。作品毎にその人であるのだけど、どの作品見てもけんとくんの睫毛の長さにびびる。美しい。

この頃、RevivalのDL版が期間延長になり、「もしかしてseason2も主題歌続投……?」と病み始める。Revivalは天空不動産編じゃなきゃ嫌だ。だってあのMVなんだもん。などと駄々っ子化する。これに関しては本当に諦めがつかなかった。(発表まで本当に病んでた)




💚幻の第4回応援上映
覚悟はしてたよ?御布施でもかまわないとも思ったよ?
……JRも名鉄も止まってんのにほんとにやるんかいミッドランド!!
(ここに関してはいろいろありますが、応援上映以外に名古屋近辺で足止め食らってた人のためになったのなら劇場開けてたことにも意味があったのだろうなと無理矢理納得することにした。従業員さんの大変さについては……だけど。いのちだいじに精神で私は行かなかったし行けなかった)
タマシイを、確保した座席に置いて、エア応援上映



💚推しが、止まらない
週は明け、最後の応援上映の告知。
本当に心から「もう我慢しないって決めたんで」って思うようになる。もとい、ラブが、止まらない。……のだけど、それはOLだけのことにとどまらず。

推し・むらかみさん、27時間テレビを前に雑誌掲載がはじまる。忙しい。
Twitterに挙げられる雑誌の表紙画像の目力にのたうち回る日々。幸せ。いいぞもっとやれ。
当然、発売されたら買う。と、its関連も載ってくる。得した気分。

そしてコアックマちゃんへのラブも止まらない。どうしよう推しが愛しい(何度目だ)。


そして運命の日。

season2の主題歌、Revivalじゃなかったぁああああ!!!!!

この気持ちを抱えたまま、仕事終わりに(むらかみさん2019年27時間テレビ掲載皮切り号こと)テレビガイドAlphaを購入し、滋賀へ向かう私(え?)

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「けんとくんの地元・滋賀で劇場版!」(レイトショーで観れる劇場があった)とはしゃいだり、

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上程終了後、だいぶ雨降ってる中金木犀見つけて写真撮ったり、

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ホテルでドキドキする写真を撮ったり(そもそもホテル泊まるの久々でテンション爆上がりだった)

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あと、朝ごはんにからあげときんぴら💙💚

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そして滋賀で見るスカーレット。

ここだけでだいぶ満喫した私が向かったのが……

彦根ご当地キャラ博!
やべえ!推したい子がたくさんいる!愛しい!尊いー!

どれだけ軽率にグッズを買ったことか。気づいたら手元にうなりくんのミニサイズぬいがいたんですけどこれはitsへの期待ゆえにですかそうですか(それもあるけどうなりくんのドーナツ動画がかわいすぎたので御布施です)。
ぽんぽこちゃんのぬいを連れて帰らなかったのはほんと不覚(´;ω;`)

そんで推しね!尊いね!かわいいね!
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天使だー!って言ってたら推しご本人にツイートが見つかっちゃったという事件もw
とにかく来てよかった。滋賀。




💚推しが、止まらない part2(今ココ)
週明けて!上映館決まって!本当にファイナルわんだほうなさみしさ(しかしハシゴができる嬉しさもあり)。
……と思いつつも気づいたら毎日雑誌を買って帰る生活。
上映終了情報が出たり、翌週のスケジュール出した瞬間に「実は今週で終わりなんだよねー」と言い出したり、映画館様にまだまだハラハラさせられてる。現在進行形で←

遅ればせながらCUTを買ったら、はるたんのいいところ10個のところにスキマスイッチが出てきて歓喜。マジか。





ということで、長々書いてきてわかった、私がitsに心を割けない理由。それは……
まだまだ終わりたくない天空不動産とRevivalの世界を愛することで精一杯で(だって劇場行けばその世界に接することができるんだもん)、
そして愛する推しのむらかみさんがビートたけしさんとともに(←ここ重要)27時間生放送に挑むのにも気持ちを注いでるから。
でした!!

いやー、これはさ、そりゃ心持ってかれちゃうよ。
そりゃitsだって楽しみなんだよ?小さい頃はよくエアフロントオアシス連れてきてもらってて飛行機に親しみあるし、
空港って空間も大好きだし(どこにだって行ける感とおみやげいっぱい感よくない?)、
なんなら転職活動してたときには(趣味に出費が大きく絡む私は、おきゅーりょーの面で断念してしまったけれど)空港関連のお仕事もかなり考えてたからね?グランドハンドリングスタッフとか。
あと、ちばくんがかわいいofかわいいビジュアルに振り切っている気がする(素人目の感覚です)。

だから、興味もあるし布陣的にも楽しみなことは変わりがないんです。
ただ、器がおちょこすぎて今の私には追いつけないってだけ……


ということで、itsに関しては時差でいろいろあると思います。
でもたぶん楽しめると思うし、itsの世界も広がってってほしいし、
いつか、いつか天空不動産の新しい世界にも出会いたい。
そう思って、私は私の思うように好きを貫きます。以上。

新しいなにかのはじまりに

(あんまり大きな声で言えないのですが、これとは違うものの下書きしてる最中にシャットダウンしてしまい、PCを再起動したら公開設定になってだいぶわけわかんないものが記事として一瞬上がったのですが、お見かけした人もしいたら忘れてください。完全にミスです。)


ちゃんと祝える自分でいたいなぁ と、最近立て続けに思うことがあって。
わかる人にはわかると思うんですけど笑



とりあえずひとつ具体例を。今日というか先程、オーキャン2018の開催が発表されまして。
私は純粋に「20周年嬉しいなあ。え!福耳のアルバムも出るの!やったー(((o(*゚▽゚*)o)))」ぐらいの気持ちでいたんです。(ところで20”周年”って打とうとして20”執念”になったのちょっと怖くないですか…)

そしたら、それなりに自衛してるはずのTLでも愚痴をうっかり見かけてしまって。
主に会場について なんだろうなってのは察しましたけど。

会場に愚痴言えるってすごいなって。私は思ってて。
言いたくなる気持ちもあるのかもしれないけど、発表して2時間足らずでそういう意見出てくるって、ファンとは… ってのが正直な感想。
その公演に参加したい(という見込まれる)人が多いから大人数が入れる会場が必要で、そんな会場がアクセスのいい場所ばかりにあるかといったらそんなわけはなく。
また、アクセスの善し悪しにかかわらず会場に愚痴を言う人が本当に苦手で。
その昔、某アリーナの近辺のある土地(めちゃめちゃ近いというわけではない)に住んでいたことがありまして。住んでたときもそこを離れてからも、「あのへんなんもないよね」って言われることが多くて。というか、私も「あんまり待ってられる場所とかないですよね…」というようなことは言ったことはあるんですが。絶対愚痴は言わないようにしてました。

たとえそのような場所でもそこをホームタウンとしている友人はいて(好きか嫌いかはさておきます。たとえ本人が嫌いだとしてもその身内には愛着のある土地であることが大半なわけですし)。友人知人にいなくても、誰かの愛着のある街で。
そんな場所を年に何回来るかわかんない人に「なんもない」と言われるのは不服だなぁ と。あんまりにもな風習とかでガッチガチじゃない限り、私は街を愛していたいなと今は思ってます。

そして、会場に愚痴をいうことがどういうことにつながるのか。
もし、運営する側がその意見を真に受けたとして。
ファンのマイナスイメージが強くなる。次回からは会場の候補が減る。ここまでは予想がつきますね。
じゃあこれが繰り返されたら?もしかしたら開催自体がなくなるときがくるかもしれない。
私はそれは嫌だなぁと思います。

続けようと努力してくれてる人がいてここまで続いてきているオーキャン。20年を迎えた今年はまた10 Years After歌ってほしいし、その10年後にも…ってのを私は願います。



乱文をさして手直しせずあげることに思うとこもありますが、これが今の私の気持ちです。

新しいなにかのはじまりに、なにかから時を経たときに、ちゃんと祝える私でいたいなと、心から思っています。

SING/シング 日本公開1年の前夜に寄せて。

失恋ソングベスト10 スキマ編

関ジャムで失恋ソング特集やるよ!という予告を見て書かずにはいられなかった。書かずにはいられなかったけど、大遅刻しました。
大遅刻したら『新空間アルゴリズム』発売日になっておりました(・∀・) 発売おめでとうございます(・∀・)

閑話休題。今でこそ幸せな曲も多いけれど、デビュー~ソロ活動前のスキマスイッチの恋愛ソングってなかなかに幸せな感じがする曲が少なかったりして。しかしながらスキマスイッチの曲で恋愛観を培ってきたといっても過言ではない私は、当時の歌詞に出てくる”僕”にだめんず心をくすぐられ養いたくなりながら生きてきました(小声)。

ということでサクッと参りましょう!スキマスイッチの失恋ソングベスト10です!独断と偏見です!




第10位 目が覚めて (2005年)
白昼夢のような歌詞なのに、音は心地いいまどろみのような不思議な曲。
”僕”が思い出してるのは”君”が笑ってる描写ばかりで、それが本当に笑顔しか見せない子だったのか、”僕”が気づかないタイプだったのかはわからないけど、どうか前者であってほしい……!
切ないけどほかの曲とランク付けするとどうしてもこの位置になってしまう…。



第9位 ドーシター トースター (2004年)
めくるめく常田真太郎の世界観。
ほぼほぼ常田真太郎の歌詞を、常田真太郎のピアノに乗せて、大橋卓弥のボーカルでお送りする一曲。
ほぼほぼ常田真太郎の歌詞すぎて、この歌詞を見た大橋卓弥は「気持ち悪い」と思ったとか思わなかったとか。

1年で”二人で買ったものが一つ一つ消え”ていく感じね!モノ使い荒いのか…!?と思う反面、一緒にいた時は細々としたメンテナンスとかを全部全部”君”がやっていて(”僕”は気づいてない)それを怠って壊れるスピードが早まったんだろうな。

ちなみにスキマファンみんな(たぶん)が歌詞ラスト3行に対して思ってるのは「いや、絶対捨てないだろ」
……このトースター叩き割りに行って諦めさせに行きたい(本音)。



第8位 キレイだ (2005年)
w-inds.さんへの提供曲。スキマスイッチ初の楽曲提供曲。
アイドルらしさ満載のw-inds. ver.(音がキラキラしてた)と比べてスキマver.はやさぐれてて早口になってて。今でこそ「ユリーカ」とかで慣れてきたものの、リリース当時は衝撃的だった思い出。

写真を破ろうとしたり、手紙を紙飛行機にする描写(≒復元可能な破棄の仕方)で未練を表すのがすごい。燃やして消し去るって行動に至らない(きっと思いつきもしていない)。さらに言うと曲中では写真も破れてないし、紙飛行機にされた手紙たちも飛ばされたかどうかわからない。
そしてデジタルではないアナログ描写ばかりなところが、この曲は一世代前の曲なのかなって。関ジャムでもそういう話出てましたよね。

わかりやすい"6(ロク)"と"9(キュウ)"のほかには、”カンフー映画”(力強さ)と”力なく吐くため息混じりの君の名前”(弱さ)も対比構造になってるのかなと思ってる。



第7位 藍 (2006年)
愛がテーマの、掴みどころのない(けど自己肯定力が低いことだけはたしかにわかる)”僕”による、自問自答ソング。
この曲に関しては”僕”がどんな子なのかが本当に想像つかなくて。壮年か青年か、なにを想っているのかも。もしかしたら人ですらないのかもしれない(現に人が主人公じゃない曲もあるわけだし)。

ウダウダ悩んでるだけに聞こえるけど、そういう人が吹っ切れた時のパワーってこわいから”最大の問題点はね 現状じゃね どうしようもない関係だね”の中に込められた、現状を打破したい気持ちと、打破しかねない危うさがおそろしく思えるんだよね。

会いたい会えないなどなど散々自問自答してるのに、最後の最後”ねぇ、僕らいつ会えるの?”だけはたしかに”君”に問いかけてるところが切ない。ここ歌うとき卓弥さん大体笑顔だからなおさら切ない。



第6位 8ミリメートル (2009年)
卓弥さんの声が陽だまりとそこでひなたぼっこしてる猫をイメージさせるやさしさ(伝われ!)

題材が8ミリカメラということで、曲の発表当時ですら「今8ミリカメラで撮り合うって相当マニアックじゃない?」と思っていたのだけど(というかビデオカメラ文化もそこそこ落ち着いてたはず)、裏を返せば時代を遡ったラブソングとして扱うこともできるんだと最近気づいたり。
それこそこの曲の2人が付き合ってたのは80年代で、自分の子どもの結婚を期に思い出してしまったとかね?(盛大な妄想)
具体的なものの名称が出てくると時代をひとつに当てなきゃいけなくなるかと思いがちだけど、どの時代にもある程度移行可能な曲もつくれるというのが驚きだった。

さりげなく”君の名前(未来花 ほか)”とか”ラストシーン”とかのちに発表された曲とリンクしてしまったところも好き。
世界観を共有してる曲に「Aアングル」「Bアングル」の2曲があるのだけれど、ストレートに考えると「8ミリメートル」のあとに「Aアングル」「Bアングル」という時系列なのが、ラグランジュポイントツアーでは「Aアングル」「Bアングル」「8ミリメートル」の順で披露されたので切なさが際立つ。



第5位 僕と傘と日曜日 (2014年)
「最近の曲に失恋成分足んねえぞ!」と他のファンが思ってたかはわかりませんが(私は当時思ってた)、久々の失恋ソング。

土砂降りのなかに散らばる鮮やかな色彩とか、ビニール傘とブルーの傘の対比とか、”「忙しいのは良いコトだね」”って”セリフ”と”さよならの言葉”の対比とか、好きです。
ブルーの傘(恋人同士だった頃)なら濡れちゃっても構わないと思えてたのにビニールの傘だと雨を疎ましく思うの最高!
”「忙しいのは良いコトだね」”ってのは強がって演じたセリフだと捉えてるのに、”さよなら”は本心が掴みきれない言葉なのもニクい!!

あと、”こじあけてた週末”のはずなのに、今は一人で雨に降られてふらついてるのが。今と当時となにが違うのか想像すると切なくなりません?山場を乗り越えて週末も普通にお休みできるようになったのに今は君がいないとしても、相変わらずの忙しさなのに茫然自失で街をふらつくようになってるとしても。
……と、ずっと思ってはいたのですが、これはもしかしたら別れを告げられたまさにその日の曲って考え方もできるなぁと思いました(今更)。そうだよね?そうすると”渡せずの指輪”に”君の香り”がするのも合点がいくもんね??うわー!!
こうやって新しい発見が出てくるからスキマファンはやめられないです。

そして”僕らみたいって話してたラブソング”が具体的に存在してる曲を指していたらそれはそれで面白いんだけど、どうなんだろうね?(でもそのラブソングが”君の香り”つながりで「パラボラヴァ」だったら私は泣くぞ!でもそういうなかなかにエグい裏設定があったりするからこわいなー)
ちなみにこれが前作のオリジナルアルバムのなかの一曲なので、改めて聞くと次のアルバム楽しみだな ってなりました。『新空間アルゴリズム』本日3月14日発売です!(ストレートに宣伝)



第4位 アカツキの詩 (2006年)

スキマスイッチ / アカツキの詩

とりあえずMV見てください。アニメ仕立てになっております。超がつくほどかわいいMV作ってもらってます。

そして、この子(”僕”)はねぇ…イイ子です。間違いなくイイ子です。空回りしてるだけなんです。”守ろうとした手のひらで握りつぶしてしまうよ”とか、”サボテンだってそう、簡単にダメにしてしまったなぁ”とか空回りの極み。
力加減を知らないおバカな子とも言えるかもしれないです。アカツキくんかわいい(過保護)
いつもだと曲中に出てくる”君”に対して「大変だねぇ…」と同情が起こったりするもんなんですが、この曲に関しては”君”もちょぉぉっと耐性なかったんじゃない?と思ったり。

そう。この曲のテーマは愛と力加減なのです。あと「明けない夜はない」ってところかな?
たぶんアカツキくんは大丈夫です。悲壮感漂ってないし曲調も明るいし。

そしてあらためてライブ盤を見てたら、ラグランジュポイントのver.がめちゃめちゃ好きだということに気づきました。
ほんのりボサノバっぽくアレンジされていて、ハーモニカありつつフルートの印象も強くて、なにより卓弥さんのボーカルのふわふわしつつもハネる感じがたまらなくかわいらしい!

救いはあるけど予想以上にこの曲に対する愛が起こってしまったのでこの位置にランクイン。



第3位 螺旋 (2004年)
ファーストアルバムの1曲目にこの曲を持ってくるスキマスイッチ、半端ない。
どちらかというと女の人に多いらしい、既成事実つくっておけばよかったな的な発言をサラッと歌ってます。サラッと歌うなよこわいよ。

”ビデオのように思い出なんかも 重ね録り出来たらいいよなって”ってフレーズ、いわゆる 重ね録り(上書き)できる女の恋愛 と 名前をつけて保存の男の恋愛 を表してるし、時代も感じさせるのでとてもよき。ちなみに記憶が正しければこの頃にはもうDVDとかも出てきてた、ような…??

そして「螺旋」のラストに”愛ってなんだ? わかるもんか”を持ってきて、先述の「藍」(3枚目のオリジナルアルバムの同じく1曲目)の冒頭で”「愛」どこで誰が創造したもんなんでしょうか? 難解なんだね”とつながるのがニクい構成だと思います。ヤサグレから病みに進化したけど相変わらず答えが出てない!もっとあとに発表される曲でのお楽しみになってていいね!!



第2位 雨待ち風 (2005年)

スキマスイッチ / 雨待ち風

失恋ソングなのかは微妙だけど、今回はこの曲も選考対象に。
梅雨時期にリリースされた、梅雨に負けず劣らずのじめっとした一曲。褒めてるよ?大好きですよ?
というか、全力少年の次のシングルが雨待ち風だったというのがすごい。勝負しすぎだろうスキマスイッチ……。

しかしこんなにも湿度を音に込めることができるのか、と驚く。イヤフォンで聴いたときのボーカルの近さも湿度感の後押しになっていたり。そして、これだけ高湿な曲なのに歌詞を読んでいくと雨が降ったと確定できる描写は全然ないんですよ。あくまで予感だけ。雨の濫用してないヽ(;▽;)ノ
歌詞に出てくる”蜃気楼”は温かい空気と冷たい空気が接している面で光の屈折で起こるらしいのだけど、それはごっちゃごちゃな気持ちも表してるのかな?と
あと”余計に色濃く映り込むから”という歌詞でありながらMVはモノトーンなのも天才なのかな?



第1位 マリンスノウ (2007年)

スキマスイッチ / マリンスノウ

”どうせ堕ちるなら朽ちて 深海魚のエサになれ”
”君のこと 空気みたいだと思っていた 失くしたら息苦しくて”
”感覚が鈍っていく 何も聴こえない 目を閉じてるかもわからない”
……重症ですね。助けてあげたいけど助けられないわ。消えたいとか言い出す人もだけど、深海魚のエサになりたいのはもっとヤバイと思う。堂々の1位です。
じわじわと五感が奪われてく感覚に共感してしまったが最後、自分も溺れているかのような気分に浸れます。
1音1音が、沈みゆく海の中でキラキラと輝くマリンスノウとかゆるやかに揺れる波にのように思えてきて。

ちなみにリリースは本人たちも藻掻いてた時期。
こんな曲をリリースしておきながら、初回特典のDVDではタコトラベル(※日間賀島でタコを獲ってたこわさをつくる企画)をやってるものだから、スキマスイッチは本当に業が深い(真顔)





以上、スキマスイッチ失恋ソングベスト10でした。
あらためて見ると、2007年までの曲の多いこと。寅さんばりにフラレてるような…
だからこそ今幸せそうな曲を聞くと「よかったねえ(゚´Д`゚)゚」って気持ちが一層強かったりする笑

ちなみにソロのお仕事(提供曲含む)を候補に入れるなら「つよがりソレイユ」もランキングに反映させたかった!まじりっけなしの常田真太郎の失恋ソング!

いつまでも此処に 居たいけれども

「今」の歌いだしの言葉は天才的だと思う。
Mステ初披露を見たあの日からいまだに、聞くたびこのワンフレーズをキッカケに惹き込まれる。
今回の記事、テーマはあるけどなかなかな乱文だと自分でも気づいているけどあまり推敲せずに載せる。



2017年12月29日をもって、村上さん担そしてエイトのファンになって3周年を迎えました。

他人に強制する思いは微塵もないけど私の中ではどこかで見た"好きになって3年経ったらそれは恋じゃなくて愛"みたいな言葉が引っかかってて(3年経たずに追わなくなってしまった前例はたしかにある)、ようやく初心者マーク外していいよって言われたような気持ちになっている。
ファンになってからモバイルに入るのもFCに入るのも時間が空いて、なんなら初めてライブに行くのも1年ぐらいかかって(でもどのタイミングであれ現場に行けたことは幸せだと思っている)。

私がファンになってからの期間に限定してもほんとうにいろいろあったと思う。
圧倒的に幸せが多いとはいえ、いろんな思いをして。だけど。
ここ最近はどんな転機が訪れてもそれを受け入れる気持ちになっていて自分でもびっくりする。

たとえばちょうどこのタイミングで発表されたレコメン!卒業。
3ヶ月も前から新しい番組を持つことを発表させてもらえることが異例なんだろうし。
スポーツの神様については(27時間テレビでコーナーもあったし、大人の事情=フジテレビでの放送枠の移動だと思ってて)番組終了だなんて全然思っていなくて、むしろ最終回にその報告するあたり斬新すぎんか!って思ってた。
ら、打ち上げで本人の写真がツイートされるわ2ヶ月で年末特番で帰ってくるわでとんでもないな!と。
Songs of Tokyoはについてはいまだに実感がないけど番組として見たときにはどんな思いになるんだろうか…。

こんな謎の潔さを発揮しているものの、この思考になったのはたぶんごく最近で。
だってヒルナンデス!卒業回もようやく今年の9月に見れたぐらいだし。
きっかけはおそらく27時間テレビを駆け抜けた姿を見たからだと思う。

だからこの先いつだって「いってらっしゃい」を言って、想像してたより早く素敵な世界を抱えて連れてきてくれた姿に「おかえり」って言えるんじゃないかなと思う。言えなくなってたら笑ってやってくれ。(…と思っていたら会報が届いた。開けたら表紙だけでかわいさがとんでもないよ!)